平成28年1月11日の決勝戦  柳川さん優勝

柳川 様、おめでとうございます。

1月11日決勝戦当日は成人の日、、12名全員が時間前に揃いスタートしました。決勝戦は予選通過成績順に1卓東から3卓北の順に座ってスタートする。

 一回戦1卓は岡さん、出村さん、村田さん、岩井さんの順でスタート。1卓は岩井さんが2000/4000ツモでスタートしなんと連続12ゲームすべて流局なしを久しぶりに見た。結果は南4局でトップの出村さんとの差が3600であるにもかかわらず岡さんがヤミテン2000を選択し岩井さんからロン。流局時にリーチ供託点で3着となる判断もありリーチしなかった岡さんの判断に敬服。

 また2卓では小野さんがトップ通過となり、3卓では柳川さんが5局を上がりトップ通過。1卓の村田さん、2卓の西田さん、3卓の福山さん共に見せ場のないまま1回戦が終了した。

 今回の優勝者柳川さんは3回戦1卓東1局目に優勝を引き寄せるアガリを見せる。役無しノベタンテンパイを序盤で張るも生牌の東がドラなのでリーチを掛けずテンパイ形を変えながら長い時間経過。終盤14巡目に東を引いた途端に躊躇せずリーチ。即ツモ和了り2000/3900。次局(ドラ②)も東東②②③③④⑤34567から下家の岡さんが打②にも動かず①を引き258待ちのリーチ。最後決勝卓で優勝を争う三森さんからロン。その後も順調に和了り決勝卓は南に座る。3回戦の2卓では出村さんが素点57400点で決勝卓進出は間違いないかに見えたが、3卓では吹上さんがなんと59700点となり400点差で決勝卓に進出した。

 この時点では1回戦から3回戦までとても冷静に戦っている岡さんが優位に思えたがドラマは決勝卓の東1局に訪れた。

 4回戦は1位岡さん177900、2位柳川さん167500、3位三森さん156100、4位吹上さん134100というスタートで親の岡さんにとてつもない手が入る。ドラは六で七七七東東東④④④89と何と配牌でダブ東三暗刻確定の配牌。2巡目に三暗刻を確定させたいとの思いから持ってきた八をリリース。4巡目に九を引いたがフリテンのため5巡目にリリース。6巡目にまた九ツモ。思わず岡さんの口から「あぁ!!」と声が漏れながら打九。この時点で9索は2枚、8索は1枚切れの状態。1巡後にツモった牌がなんと嘲笑うかのような九。このときは岡さんからは声も出ない。私も同じだったろう。

 マージャンに「もし」は無いが八さえ捨てていないければ七七七九九九東東東④④④89で場を見れば仮テンで8索単騎とするだろう。その瞬間下家の優勝した柳川さんには神が味方しているかのような8索が出た。本人の弁。配牌の瞬間に「これは優勝できるかも」。私も後ろで見ていて完全にそう思った。

 「勝負事は下駄を履くまでわからない」。「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」。アマチュアでもこんなに楽しいゲームができる。結果を出せなかった方、次回の決勝戦に向けてみなさん頑張りましょう。この緊張感が競技として私たちアマチュアにも味わえる楽しみであり「マージャン」の魅力です。このページをご覧頂いているマージャンファンの方々すべてに緊張感ある対局ができる機会があることを望みます。   主宰者より

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