吹上　様、おめでとうございます。

７月２０日決勝戦当日、１２名全員が時間前に揃いスタートしました。決勝戦は予選通過成績順に１卓東から３卓北の順に座ってスタートする。

一回戦１卓は岩井さん、柳川さん、吉田さん、青木さんの順でスタート。１卓は岩井さんが南４局に1300/2600をツモり３着から微差のトップスタートした。このような逆転でのスタートは本人に「もしかすると」という前向きな気持ちにさせ結果も付いてくることが多い。

また２卓では雨宮さんが東１局に村田さんから8000、次局に山岡さんから8000と連続してアガりトップをキープして終了。

今回の優勝者吹上さんは３卓の東に座りいきなり4000オールからスタート。本人の弁では決勝戦での対局はいままで何も出来ないまま終了していたのにいきなりの4000オールは１卓の岩井さん同様、感じるものがあったかも。その下家に位置していた私は３回放銃しオーラス時３着の松崎さんと11200差。下家の清一色に２フーロ目を喰わせ親の松崎さんからハネ満でも取ってもらうしかない場面で打７萬がロンで私が12000を打ち私の決勝は終わり。

２回戦目の１卓は私から12000点を取った高屋さんがトップを取り岩井さんがしっかり２着をキープ。２卓は激しいぶつかり合いを制したのは山岡さんで南３局でのノーテン罰符3000と最終局の500/1000でトップ確保。優勝の吹上さんもしっかり２着つける。

３回戦は１卓は岩井さん、高屋さん、山岡さん、吹上さんでスタート。山岡、岩井、吹上の順で南４局を迎え優勝者となるに相応しいリーチが訪れる。「ツモオォー！！！」一段と大きな声。リーピンツモ三色ドラ6000オール。時には心が折れそうになってしまう我慢が続くがこの体験がマージャンを強くするのかもしれない。

４回戦は１位吹上さん164100、２位山岡さん152600、３位岩井さん140700、４位西田さん123400というスタートで吹上さんのノーテン罰符3000、山岡さんからリータンドラ7700。次局早いリーチ47待ち4で11600。本人は確信したのでは。ところがまさかの流局。暗雲立ち込めるなか、南１局岩井さんが2000/4000、次局吹上さんから3900直。

オーラスで吹上さん32800、山岡さん17300、岩井さん34800、西田さん35100。トータルでは吹上さんが１位、岩井さんが２位の場面で親の西田さんからリーチ。岩井さんは山岡さんの打牌に仕方なくロンで準優勝を確保。

結果を出せなかった方、次回の決勝戦に向けてみなさん頑張りましょう。この緊張感が競技として私たちアマチュアにも味わえる楽しみであり「マージャン」の魅力です。このページをご覧頂いているマージャンファンの方々すべてに緊張感ある対局ができる機会があることを望みます。　　　主宰者より