平成27年1月12日の決勝戦  柳川さん優勝

柳川 様、おめでとうございます。

1月12日決勝戦当日、12名全員が時間前に揃いスタートしました。決勝戦は予選通過成績順に1卓東から3卓北の順に座ってスタートする。

一回戦1卓は柳川さん、金澤、小山さん、吹上さんの順でスタート。1卓は小山さんが東1局に700/1300をツモりスタートし2局に、小山さんが私の一萬をいきなりポン。ホンイツ系ではないまま局は進み聴牌形が想像できないままツモ切りが続き、吹上さんの切った發でロン。東東東白白白222發。打った吹上さんも驚きだったが挽回するも19200点でのラスとなる。

また2卓では松崎さんが東3局に2000/3900、オーラスに矢澤さんが2000/3900をツモりワンツー。田島さんは守りながらもツモられ3200や1300ロンもあり実力発揮できないスタートとなった。

3卓の状況は凄まじいリーチ合戦。記録によると11回のリーチが行われ青木さんが4回、会田さんが3回、早川さんが2回、山岡さんが2回。裏ドラのないゲームでこれだけのリーチ合戦はメクリ勝負の様相だと思うが勝ったものが強い。強さが上手さを凌駕する戦いだったと想像できる。

2回戦目の1卓は柳川さんが優勝を思わせる南3局に3000/6000をツモりトップ。3卓でリーチ合戦で勝ち抜いた青木さんが2位を確保。2卓からトップで1卓にきた矢澤さんは微差のラスとなり2卓に戻ることになる。

3回戦は1卓は青木さん、柳川さん、金澤、小山さんでスタート。小場が続き南2局柳川さんの5巡目リーチにすでに私から4枚見えてる三萬の状態から第一ツモが一萬。ツモ切るとロン。リーチドラ3。心が折れそうになってしまうが誰もが沢山味わう我慢が続く。またも優勝は叶わず。

4回戦は1位柳川さん188900、2位青木さん147500、3位水上さん138600、4位小山さん135200という柳川さんから2位の青木さんは41400点差スタートだがいきなり青木さんの2000/4000で始まるが東場は微差で進む。が南1局柳川さんの發(ポン)一通ドラ2に2位の青木さんが打つ。これで柳川さんは優勝を意識できたと思う。だがその後も青木さんの攻撃は続き諦めることはなかった。

オーラスでも3000/6000をツモあがり堂々の総合2位となり、柳川さんが今回の優勝者となった。両者に共通な点は諦めず攻め続けること。攻撃は最大の防御でありその上に、守備の基礎を身につければとてつもなく強い雀士となるに違いない。ただ今回気になったことがある。点数計算を間違えることはよくあるが知らないと思える自己申告が多かった。これは競技会として致命的な点差把握を起こさないために今期から決勝進出者には正確な点数計算の理解を求めることにする。

結果を出せなかった方、次回の決勝戦に向けてみなさん頑張りましょう。この緊張感が競技として私たちアマチュアにも味わえる楽しみであり「マージャン」の魅力です。このページをご覧頂いているマージャンファンの方々すべてに緊張感ある対局ができる機会があることを望みます。   主宰者より

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