平成26年1月13日の決勝戦  雨宮さん優勝

1月13日も東京は晴天で12名全員が時間前に揃いスタートしました。決勝戦は予選通過成績順に1卓東から3卓北の順に座ってスタートする。

一回戦1卓は雨宮さん、三森さん、青木さん、山本さんの順でスタート。1卓は雨宮さんが東1局にダブ東ポンで青木さんから2900点でスタートし東2局親の三森さんの一二待ちリーチにも山本さんから頭ハネでロンと好調な滑り出しでトップ確保。2卓ではやはりダブ東ドラ1で小山さん9600点を西田さんから、3卓では初出場の三條さんが順調なスタートだったが接戦を制したのは村田さん。

また2卓のオーラスではトップの吹上さん(35300)2着小山さん(34100)の差は1200点、中盤で小山さん直ロン決めの断幺九1000点のチー。その判断が結果的にのちの西田さんリーチにより供託点が増えツモ和了でトップ確保した。西田さんはメンホン七対子ドラドラの七待ちを奇跡的に止まっていた吹上さんから和了できず不調。

2回戦目も雨宮さんは順調に和了を重ね南3局村田さんから清一色、オーラスに青木さんから①でリーピン三色を決め2連勝。2卓では岩井さんにとって不幸な1局があった。北北一二三七七七西西(ドラ)中中の一向聴から中のポン時にとなりの西が倒れて見えてしまった!。これにより三森さんがテンパイで掴んだ北を出さずに降り流局。このことが二人の勝敗を分けることになるとは。ただよく巷で言われる見せ牌(故意で見せること)とは関係なく西でもロンはできることを覚えておこう。3卓では1年前に初出場したが結果を残せなかった吉田さんが素点51100点でトップとなった。

3回戦目の1卓はオーラスで三森さん(34900)雨宮さん(33500)岩井さん(32900)の微から青木さんの1000/2000ツモで順位変わらず雨宮さんはラッキー。2卓ではオーラスに頭ハネで早川さんの和了を小山さんが和了り結果として早川さんの決勝卓進出は出来ず岩井さんが2200点差で決勝卓へ。3卓では山本さんがトップを確保するも決勝卓には行けなかった。

4回戦は1位雨宮さん175000、2位三森さん156800、3位吉田さん154500、4位岩井さん118800というほぼ三人の戦い。

全て1卓の東に座っている雨宮さんが第2打で捨てた二萬のフリテンリーチを中盤でモノにし大きなアドバンテージとなった。その後もマンガンクラスの和了が繰り返されオーラス時点でトップは雨宮さん45800、2着岩井さん38300、3着吉田さん22700、4着三森さん10200、となっていた。累計の総合順位が雨宮さん、吉田さん、岩井さん、三森さんだったが最終局に三森さんがドラ五萬を執念で二二三三三三四から清一色でツモ和了り準優勝となった。

もし2回戦の倒れて見えてしまった西がなければ岩井さんと三森さんの二人の順位は明らかに逆転していた可能性がある。また2卓でもラス前に三條さんが降りているにも関わらず5200点を早川さんに打ち込まなければ総合3位を確保できたことになる。

終わってみれば予選トップ通過者が優勝ということで今回は終わったが雨宮さんは3回目の優勝となった。改めておめでとうございます。それに引き替え私は予選すら通過できず残念の一言に尽きる。

私を含め結果を出せなかった方、次回の決勝戦に向けてみなさん頑張りましょう。この緊張感が競技として私たちアマチュアにも味わえる楽しみであり「マージャン」の魅力です。このページをご覧頂いているマージャンファンの方々すべてに緊張感ある対局ができる機会があることを望みます。   主宰者より

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