平成25年7月15日の決勝戦  百田さん優勝

7月15日も東京はとても暑く体調を崩された方が2名、出場できず、繰り上がりで早川さんと安藤さん2名が急きょ参加した。決勝戦は予選通過成績順に1卓東から3卓北の順に座ってスタートする。

一回戦1卓は出村さん、小山さん、小泉さん、百田さんの順でスタート。予選を1位で通過した出村さんが東1局にいきなり24000点という発声が3卓の私にも聞こえた。メンホンダブ東(ドラ)ドラ3で振り込んだのは小泉さん。この瞬間に出村さんが圧倒的に有利となり2着は百田さん。

2卓では東に座る清田さんが初出場の青木さんからいきなり11600点。しかし青木さんと同じく初出場の福山さんが東4局親番でメンホンダブ東ツモの6000オールを和了きりトップ。3卓はオーラスまで岩井さん、安藤さん、私の三人が接戦となりなんとか私がトップを確保。

2回戦目の1卓は南1局まですべてリーチの場。特に出村さんと小山さんのリーチ合戦で出村さんが7700点でまたもトップ。小山さんは4着となり福山さんは一度もアガれず。ただここで静かに2着をキープした百田さんが歴史を創ることになる。2卓では清田さんが小野さんから12000点などトップ。岩井さんも1回戦、2回戦とも私が下家だったため他の二人より自由に打てず苦労していた。

3回戦目の1卓でも出村さんの勢いは止まらずいきなり百田さんから12000点スタート。同卓している私もこれで決まった。と思うほどの勢い。しかしマージャンはわからない。東3局百田さんの親で百田さん白と刻子をフーロ。そこに中盤で出村さんがリーチ。流局かと思われたホウテイ牌の生牌の東を出村さんが捨てた瞬間、百田さんが気合いの入った声で「ロン!」。ダブ東白対々海底撈月で18000点。これで百田さんが復活しまたも2着となり上位3名が決勝卓の権利を得て残る一人が2卓のトップの岩井さんか1卓の私か となり微差で私が決勝卓に残った。

4回戦は1位清田さん164400、2位出村さん159900、3位百田さん151000、4位私119900というほぼ三人の戦い。

トップの清田さんがいきなり百田さんから1副露で隠れドラ3で11600。これで百田さんは目なしと思え清田さんは2歩もリード。しかし次巡清田さんの三切りリーチは流局でノーテンリーチ。二三三(234666)23478からのつまみ間違い。そこから小場となり南三局百田さん親で出村さんが総合点206800、清田さんが186500となり百田さんと私には親マンクラスの出村さんからの直撃が必要。そこで信じられない手役を百田さんがアガる。

4巡目に出村さんが切った三でロン。發發(ドラ)24456677889の12000点。またも北家の私にはオーラスのチャンスもあり(-_-)/~~~ピシー!ピシー! 行くぞ~~~。私も万年4位は返上したい。親番まずは2600オール。次局出村さんから1500。毎回コンピュータでそれぞれの自摸和了とロン和了の数値を発表してゲーム開始。清田さん700/1300で優勝。出村さんは和了で優勝。百田さんは1300/2600か3900ロンで優勝。私はあと一局2600オールでも和了ればトップに千点以内の2位に浮上。フーロしドラ8単騎待ちでまさに2600オールの目が。

ここで神様はアクシデントとも思える振込みをしながらも攻め続けた百田さんに5200点の決着をプレゼントした。終わってみれば4回戦とも二着という快挙で優勝した百田さん。おめでとうございました。それに引き替え決勝卓で1着なのに総合4位ってどういうこと????? 私の背後にはなにか居る。

私を含め結果を出せなかった方、次回の決勝戦に向けてみなさん頑張りましょう。この緊張感が競技として私たちアマチュアにも味わえる楽しみであり「マージャン」の魅力です。このページをご覧頂いているマージャンファンの方々すべてに緊張感ある対局ができる機会があることを望みます。   主宰者より

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